FX取引の注文方法
初心者の間は「成行(なりゆき)、指値(さしね)、逆指値」の3つの注文方法を使いましょう。他の注文方法は、FXに慣れてから使えば良いでしょう。
FXの注文方法は、その時のレートに合わせて注文する成行注文の他にも、各FX会社で用意しているさまざまな注文方法などもあるので多様な注文方法が存在します。主な方法として、イフダン注文、I.C.O注文、I.F.O注文などがあり、それぞれ特有の指値注文が可能になっています。
まずは、取引の基本を覚えましょう
安く仕入れて高く売る
どんな商売でも、利益を上げるためには「安く仕入れたものを、高く売る」ことが大事です。FXも、このことが基本です。安く通貨を買い、値上がりしたときに、高く売ることで利益が得られます。
多くのことをやり過ぎない
FXにはこれ以外の方法もあるのですが、初心者の間は「混乱しない」ことのほうが大事ですので、まずは基本を押さえましょう。
まずは慣れることに
初心者の方はまず「ローソク足」「移動平均線」の二つのチャートに慣れるようにしましょう。そして「この先、チャートの線はどう動きそうか?」を予想しましょう。
「上がる? 下がる? 横ばいが続く?」と考え、次に自分が「なぜそう思うのか?」を考えます。そのうち、自然に「判断材料がもっと欲しい」と思えるようになっていきます。
チャート上には、相場の値動きを予想するのに役立つさまざまなサインが現れます。初心者の間は、あまり多くのことを読み取ろうとすると混乱します。
ローソク足を見ながら「サポートライン、レジスタンスライン」を引いてみて「相場がこの範囲内で動いている」「どこかで、値動きが変わる瞬間がくる」という傾向をつかむこと。数本の移動平均線を同時に表示して「ゴールデンクロス、デッドクロス」を見つけること。一つ一つ、順番にサインを読み取れるようになりましょう。
トレンドライン
値下がりの場合
値上がりの場合
デモトレードで取引注文の練習
デモトレードを利用すれば、自分の懐を傷めず、仮想マネーを使いながら、FX取引に慣れることができます。デモトレードで、2倍、3倍、5倍、10倍、 20倍とレバレッジを上げながら、取引をしてみてください。ロスカットのリスクがどんどん高まり、ハイレバレッジをかけての取引の怖さがよくわかります。
また、皆さんの「儲かるかもしれない」と思う方法を、デモトレードで実験してみましょう。思いもよらなかった穴が見つかったり、逆により良い方法が見つかるという場合もあります。
そして現実の取引を始めるときには、「これからは、出した損失は自分で被らなければならない」と改めて気を引き締めることが大事です。