バイナリーオプションのデメリット
バイナリーオプションは、投資初心者の方でも気軽にご利用いただける取引方法ですが、デメリットがあるということも忘れてはなりません。
バイナリーオプションのデメリットとしては、大きく3つがあげられます。
以下で、それぞれのデメリットについて見ていきましょう。
勝率が50%では利益を出すことができない
バイナリーオプションでは、勝率が50%では利益を出すことができません。
なぜなら、バイナリーオプションにはペイアウトというものがあるからです。
ペイアウトとは、簡単にいえば払い戻しのことです。ペイアウト率が100%なら勝率50%でも利益を出すことができますが、それでは証券会社が利益を上げられなくなってしまうため、ペイアウト率が100%であるということはまずありません。ペイアウト率は証券会社によって異なっていますが、仮にペイアウト率が80%に設定されている場合は、利益を出すために55%から60%の勝率を出す必要があります。
利益を上げるためには相場を読む力も必要
バイナリーオプションで利益を上げるためには、相場を読む力も必要です。
相場を読むにはテクニカルチャートの分析などが必要となりますが、投資初心者の方には難しいかもしれません。相場を読む力がなければ、たまたま勝てたとしても大きな利益を上げることはほとんどないといって良いでしょう。
負けたら掛け金をすべて失う
バイナリーオプションとは、設定された条件を上回るか、それとも下回るかを予想する取引方法。予想が的中すれば利益を得ることができますが、当然のことながら外れたら投資した資金はすべて失ってしまいます。
FXや株のように損失額を途中で確定させて、投資額を全額失わずに済むということがありません。
したがって、手持ちの資金を計画的に投資に回すことが重要といえます。
以上のことからもお分かりいただけるように、バイナリーオプションはだれでも簡単に利益を得られるわけではなく、資金を失ってしまうというリスクもあるのです。
しかしながら、デメリットを良く理解したうえでバイナリーオプションを利用すれば、利益を上げられる可能性は高くなるでしょう。